【100本ノック #10】合格習慣化の鍵!コンクリートの打込み・締固め・養生の基本を押さえる(コンクリート編10)
今日の『100本ノック』も始めましょう。
前回は打継目でしたね。キーワードは、せん断力の小さい位置、鉄筋腐食、表面の粗し、チッピング、止水板でした。ピンとこなかった人はもう一度見ておきましょう。
さて、今回はコンクリートの打込み、締固め、養生です。ここは経験記述でも頻出のテーマであり、現場の品質を左右する重要な工程です。基本をしっかり押さえましょう。
【今日の100本ノック】
- コンクリートを2層以上に分けて打ち込む場合、上層と下層が一体となるように施工しなければならない。また許容打ち重ね時間間隔は外気温25°C以下では2.5時間以内を標準とする。
- ブリーディングが多いコンクリートでは型枠を取り外した後 コンクリート表面に砂筋を生じることがあるため ブリーディングの少ないコンクリートとなるよう配合を見直す必要がある。
- 壁とスラブとが連続しているコンクリート構造物などでは コンクリートは断面の変わる箇所で一旦うち止め そのコンクリートの沈下が落ち着いてから上層コンクリートを打ち込む。
- コンクリートの締め固めにおいて 棒状バイブレーターは なるべく 鉛直に必要な間隔で差し込む その間隔は 一般に 50cm 以下にすると良い。
- コンクリートの養生の目的は湿潤状態に保つこと 温度を制御すること及び有害な作用に対して保護することである。
※太字は穴埋め箇所です
【解説と経験記述へのヒント】
- 打ち重ね時間は25℃以下2.5時間、頻出です。覚えておきましょう。
- ブリーディングの不具合です。そもそもブリーディングってなんだっけ?その原因は?と深掘りしておくといいですね。その対策は前に問題文としても出てきましたね。
- 壁とスラブで断面の変わる場所の施工です。これも前に出てきましたね。前回は確か柱と梁でしたっけ?
- バイブレータの間隔です。実務では、ヒトの歩幅が80cm程度、当然に締固める際に50cmくらいのところでバイブを差し替えますね。また、生コンの様子からいかにも効いていないのがわかるので50cm程度で自然に締固めることとなります。とはいえ、「職人任せでどうするんだ!」「もっと具体的にできないのかね?」ということで、確実に50センチを担保するにはどんな方法がある?と考えると経験記述、実務では品質担保の創意工夫として挙げられますね。
- **「湿潤状態」は前にでてきたとおり。で、「温度制御」と、それ以外にも「有害な作用」**なるものがあると問題文にあります。どんなのがあるんだろう?例えば、急激な乾燥や風によるプラスティック収縮ひび割れ、冬季の初期凍害、は湿潤と温度に関わる話ですね。それ以外に水和反応に影響を及ぼす有害な要素は何?例えば、工事中は養生コンクリートの近傍で重機が稼働しますし、補修工事では一般車の通行がありますね。そして、これらから有害な要素への対策は?と考えていくと経験記述の対策につながっていきます。
この『100本ノック』は、合格のためだけでなく、実務のベースとなる知識を身につけるためのものです。もし、興味や内容の補足などコメントいただければ幸いです。
問題文と回答を読み上げています。
電車の中で、運転中に聞き流して、問題文と単語の慣れにどうぞ。
コンクリート編⑩「打込み・締固め・養生」
「VOICEVOX:青山流星」
では次回も、コンクリートに関する問題を続けます。比較的点数が取りやすい分野なので、一緒に楽しみながら合格を目指しましょう!


