【100本ノック #6】合格習慣化の鍵!セメントの材料・混和材の知識を定着させる(コンクリート編⑥)
今日の『100本ノック』も始めましょう。
前回は養生でしたね。キーワード4つ、覚えていますか? 水和反応、湿潤状態、ひび割れ・散水、混合セメントB種です。ピンとこなかった人はもう一度見ておきましょう。
毎日少しずつ少しづつしてみる。まだまだ、歯磨きのようにはいきませんね。しかし、『習慣』の威力は絶大です。これだけは間違いないですよ。
さて、第6回目のテーマは、ちょっとイメージしにくい分野、セメントの材料と混和材についてです。何回もキーワードを眺めているうちに、きっと慣れてきますからね。では、いってみましょう。
【今日の100本ノック】
(太字は穴埋めの解答箇所です)
- フライアッシュは水和熱による温度上昇の低減、長期材齢における強度増進など優れた結果が期待でき、一般にはⅡ種が用いられることが多い混和剤である。
- 膨張剤は乾燥収縮や硬化収縮に起因するひび割れの発生を低減できることなど優れた効果が得られる。
- 高炉スラグ微粉末は硫酸、硫酸塩や海水に対する化学抵抗性の改善、アルカリシリカ反応の抑制、高強度を得ることができる混和剤である。
- 流動化剤は主として運搬時間が長い場合に流動化後のスランプロスを低減させる混和剤である。
- 高性能AE減水剤はワーカビリティや圧送性の改善、単位水量の低減、対凍害性の向上、水密性の改善など多くの効果が期待でき、標準型と遅延型の2種類に分けられる混和剤である。
※太字は穴埋め箇所です
【解説と本質的な問いかけ】
今回の5問は、コンクリートの材料や混和材に関する問いです。コンクリート工事の実務経験が豊富でも、これらの材料が現場で話題に上がることが少ないため、覚えにくいかもしれませんね。では、一緒に見ていきましょう。
混和剤、どう覚えるか
- イメージできる材料
- 膨張剤:ひび割れ低減。
- 流動化剤:スランプロスの低減。
- 高性能AE減水剤:単位水量やワーカビリティを改善する万能選手。
- 高炉スラグ微粉末:前回も出てきた混合B種コンクリートに使われる頻出の材料です。
- 想像で覚える
- フライアッシュ:水和熱による温度上昇の低下に効果あり。近年の猛暑高温で出番増大!?(頻出するので、がんばって丸暗記もひとつです)
実践知へ繋げる思考法
- コンクリートには用途多彩な『薬』がある?
- 高性能AE減水剤は定番の混和剤ですが、流動化剤は狭所や密配筋、膨張剤はひび割れ防止など、実務では多くの対策となり得ますね。
- 経験記述にどう繋げるか?
- これらの材料単体ではなく、「他の対策との合わせ技」を経験記述で書くと、聞き手も「なかなかの達者」と満足する可能性大です。
- なぜこの材料が重要なのか?
- コンクリートは生モノであり、一度施工したあとのやり直しは非現実的です。だからこそ、施工不具合の芽を発見・予測し、施工機械や手順、時期の検討だけでなく、材料選定も視野に入れた幾重もの対策を施して、品質を確保する必要があるのです。
- このように、知識を現在の現場の課題と結びつけて考えることが、実務能力向上につながります。
この『100本ノック』は、合格のためだけでなく、実務のベースとなる知識を身につけるためのものです。もし、興味や内容の補足などコメントいただければ幸いです。
次回は「非破壊検査」に関する過去問題です。一緒に楽しみながら合格を目指しましょう!
問題文と回答を読み上げています。
電車の中で、運転中に聞き流して、問題文と単語の慣れにどうぞ。
コンクリート編⑥(混和剤)
「VOICEVOX:青山流星」


