【100本ノック #15】合格習慣化の鍵!「運搬・打込み・締固め」の知識を定着させる(コンクリート編⑮)
今日も『100本ノック』を始めましょう。前回は品質管理、既設コンクリートの調査としてキーワードは浮き、強度、位置、腐食状態でした。
今回で「100本ノックのコンクリート編」は最終回です。頻出中の頻出問題を取り上げています。ここは、取りこぼさないように、そして、今の仕事、合格後の実務においても、当たり前にに使いこなす知識としましょう。では一緒にノックです。
【今日の100本ノック】
- コンクリートを練り混ぜてから打ち終わるまでの時間は、外気温が25度以下のとき2時間以内とする。
- コンクリートを2層以上に分けて打ち込む場合、コールドジョイントが発生しないよう許容打重ね時間間隔を外気温25度以下では2.5時間以内とする
- 梁のコンクリートが柱のコンクリートと連続している場合には、柱のコンクリートの沈下がほぼ終了してから、梁のコンクリートを打ち込む
- 棒状バイブレータは、コンクリートの材料分離の原因となる横移動を目的として使用してはならない
- コンクリートをいったん締め固めたあと、再振動を適切な時期に行うことによって、コンクリート中央にできた空隙や余剰水を少なくすることができる。
※太字は穴埋め箇所です
「打ち終わりと打ち重ね、25℃以下と超」
この4通りがややこしいですね。いっそ「社内規定として、いつも暑中コンクリートとして扱って計画、施工しています」といいたいところですが、そこは試験です。割り切って、覚えましょう。以下の図が少しでも参考になれば・・・。
(練り混ぜ~打ち終わり)

「打ち重ね」

【経験記述のネタとして】
1級土木の択一や穴埋め問題は、決められていることの羅列です。いわば「べからず集」の集まりです。なので、「そのルールを現場で実行できないときに、どうするか?」あるいは「確実に成し遂げるにはどう計画しどう実行するか?」という問いかけに繋がります。これこそが、経験記述のネタにつながる重要なヒントとなります。
例えば、「許容打ち重ね時間遵守が困難(生コン運搬距離、広範囲な打設、狭小複雑な形状etc)」であれば、これが技術的課題となり、その上で、配合、運搬ルートや時間、打設リフトや順序、機械種類と配置等々、コールドジョイントを防いだ苦労や方策を思い出しましょう。その具体的なプロセスこそが、評価される経験記述になります。
過去の100本ノックでもヒントを扱いました。ご参考ください。
→ 【経験記述】暑中コンクリートの書き方・・・
→ 【100本ノック #10】合格習慣化の鍵!コンク・・・
【実務での応用】
- もしあなたが新入社員から素朴な質問「先輩、なぜ2時間以内にしなければいけないんですか?」と聞かれたらどう答えましょう。
- 「施工計画で決まってんだよ」、「役所におこられるんだよ」、「確か、1級土木のとき習ったんだよな~」、「そういう決まりなんだよ」、「余計なこと考えなくていいんだよ」というのは、どうも違うような気がするし、正直、どうもカッコ悪い・・・。
- その感性、大正解です。
- 確かに、これらは「共通仕様書」や「標準示方書」に明記されていて契約項目でもありますが、なぜそのように決まっていて、やらなければいけないのか?
- ここを深掘りするクセ(習慣)をつけておくと、このルールをも覆し、基準だけではどうにもならない難局を乗り越えるミラクルなウルトラ施工を打つことさえも可能となります。
それこそが、やらされる施工管理から脱却し、自ら施工を計画、実行する技術者になる瞬間です。
問題文と回答を読み上げています。
電車の中で、運転中に聞き流して、問題文と単語の慣れにどうぞ。
コンクリート編⑮「運搬・打込み・締め固め」
「VOICEVOX:青山流星」
次回から、この100本ノックは「安全」の分野を扱う予定です。一緒に、楽しみながら合格を目指しましょう!お楽しみに。


