【100本ノック #25】合格習慣化の鍵!移動式クレーンの知識を定着させる(安全管理編④)
今日も『100本ノック』を始めましょう。
今回は「移動式クレーン」を扱います。現場では「ユニック」という呼び名がお馴染みですが、こちらは製品名で、移動式クレーンが正式名称ですね。
前回の回答は、「接触」「運行経路」「不同沈下」「原動機」「用途」でした。ピンとこなかった人はもう一度見ておきましょう。
毎日少しずつでも『続ける習慣』が、合格への確かな一歩となります。では、一緒に見ていきましょう。
【今日の100本ノック】
- 移動式クレーンの転倒等による労働者の危険を防止するため作業の方法 転倒を防止するための方法 作業にかかる労働者の配置及び指揮の系統を定め 作業の開始前に関係 労働者に周知させなければならない
- 移動式クレーン 明細書に記載されているジブの傾斜角 ( 吊り上げ荷重が3t未満の移動式クレーン)にあっては これを製造したものが指定したジブの傾斜角)の範囲を超えて使用してはならない
- 移動式クレーンの運転者及び 玉掛けをするものが当該 移動式クレーンの定格荷重を常時 知ることができるよう 表示 その他の措置を講じなければならない
- アウトリガー または拡幅 式のクローラ を有する移動式クレーンを用いて作業を行う時は 原則として当該 アウトリガー またはクローラを最大限に張り出さなければならない
- 原則として 移動式クレーンの運転について一定の合図を定め 合図を行うものを指名してそのものに合図を行わせなければならない
※太字は穴埋め回答です
【試験対策として】
今回の設問はクレーン作業の基本となるキーワードばかりです。ただ、前回同様、「当たり前」すぎて試験会場で不安になるかもしれませんね。出題されれば確実に得点しましょう。
経験記述へのヒント
移動式クレーンの災害には、転倒・吊り荷の落下・挟まれ・感電・激突など多くのパターンがあります。これらを現場状況と組み合わせることで、「技術的課題」とその対策が見えてきます。「経験記述」の思考を習慣化することは、実務能力を飛躍的に高め、現場代理人として利益を最大化する力に直結します。
【解説:「当たり前」のルールを「実務のなぜ」に繋げる】
・「ユニック車転倒」の話は後を絶ちません。皆さんも一度や二度は、ヒヤリハットを経験されていることでしょう。私の経験ではやはり、「1トン」を超えてくると要注意です。ユニックをキチンと据えていないと、だいたい、吊り荷と反対側のアウトリガーが不安定な挙動を示してきます。場合によっては地面から浮いてみたり…。なんといっても、アウトリガーが前に2本しかないものですから…。
・もっというと、「側方吊りが危険」といいますが、作業に不慣れな人はこれがわからない。アウトリガーと正対する方向、しかも荷物を下ろすということ=空荷に向かっている=不安定が、わかっていなくて後方から前方への旋回作業、しかもご本人はリモコンなのに、吊り荷側で操作している。
・「武勇伝」として聞いたことがありますが、「転倒する危険があったので、荷台にコンクリートウェイトを積んで安定させて無理やり吊ったら、竿(ジブ)が曲がって格納できなくなった」なんてことも。ちょっと考えられないムチャです。
・あと、足もとも大切です。歩道のインターロッキングはもちろん、ジャッキベース敷板の劣化や、夏場のアスファルト、簡易舗装、縦横断勾配(特に橋梁上)、規制している一般道ではアウトリガーの最大張り出しがキツイときもあります。
・また、吊り作業とは別で荷台への昇降でケガをするケースもよくおきますので必ず昇降用器具の使用を…。

出展:一般社団法人日本クレーン協会 https://cranenet.or.jp/susume/susume21_02.html
(今回も日本クレーン協会さんの資料がすごくわかりやすく有用です)
問題文と回答を読み上げています。
電車の中で、運転中に聞き流して、問題文と単語の慣れにどうぞ。
安全管理編④移動式クレーン
「VOICEVOX:青山流星」
この『100本ノック』は、合格のためだけでなく、実務のベースとなる知識を身につけるためのものです。
では次回、安全分野の第5回は、土留支保工を扱う予定です。


