【100本ノック #12】合格習慣化の鍵!品質管理の知識を定着させる(コンクリート編⑫)
今日も『100本ノック』を始めましょう。前回は養生でしたね。水和反応、湿潤状態、養生マット、養生期間を長く、膜養生剤 がキーワードでした。
コンクリート編12回目、今回のテーマは品質管理として、生コンのオーダーと受け入れです。
現場では無意識的に行う、いわば当たり前の作業ですが、「注文はいつも先輩がやってくれるから」「現場では、生コン屋さんに言われるがままに…」なんてことはありませんか? あるいは、伝票にサインはするけれど、正直、どこをどう見ればいいのか分からない、という方もいるかもしれません。
せっかくなので、この機会に「なぜそれが必要なのか」を一緒に深掘りしてみましょう。
【今日の100本ノック】
- レディーミクストコンクリート工場の選定にあたっては 定める時間の限度内にコンクリートの運搬及び荷下ろし 打ち込みが可能な工場を選定しなければならない
- レディーミクストコンクリートの種類を選定するにあたっては 粗骨材の最大寸法 呼び 強度 荷下ろし時の目標スランプ または 目標スランプフロー および セメントの種類をもとに選定しなければならない
- 空気量の変動はコンクリートの強度や対凍害性に大きな影響を及ぼすので 受け入れ時に試験によって 許容範囲内にあることを確認する必要がある
- フレッシュコンクリート中の単位水量の試験方法としては加熱乾燥法、 エアメーター法 、静電容量法などがある
※太字は穴埋め箇所です
【実務:一枚の伝票から現場を読み解く】
皆さんは「生コン伝票」をマジマジと見たことがあるでしょうか。あの何気ない一枚の紙には、今回の設問の答えはもちろん、その日の現場の全てが記録されています。
▼時間の謎を解く
中程にある「発車時刻」と手書きの「到着時刻」。この差が、あの頻出問題「練り混ぜから90分/120分」という時間制限との戦いの記録です。もし、この時間がギリギリなら、現場ではどんなドラマがあったのでしょうか?
▼品質の証拠を探す
その下には、今回の設問のキーワードがズラリと並んでいます。「呼び強度」「スランプ」「空気量」「セメントの種類」。これは、あなたがオーダーしたコンクリートの品質保証書そのものです。
▼現場代理人の責任
そして、受け入れ検査。基準値から外れたコンクリートは「不合格品」です。これを受け入れるか否かの判断は、現場の品質を左右する、極めて重要な意思決定です。伝票にサインするということは、その責任を負うということなのです。
▼納入実績は施工の足跡
納入容積と累計は、その日の作業箇所を日報と比較すると時間と同様、その日すべてのドラマが明らかとなるわけです。
そして、これら日々のドラマのうちから、成功した例を経験記述としてあげ、採点者に伝えるのです。
問題文と回答を読み上げています。
電車の中で、運転中に聞き流して、問題文と単語の慣れにどうぞ。
コンクリート編⑫「品質管理」
「VOICEVOX:青山流星」
この『100本ノック』は、合格のためだけでなく、実務のベースとなる知識を身につけるためのものです。
では次回も、コンクリートの施工に関する問題を続けます。比較的点数が取りやすい分野なので、一緒に楽しみながら合格を目指しましょう!


