【100本ノック #11】合格習慣化の鍵!養生の知識を定着させる(コンクリート編⑪)
今日も『100本ノック』を始めましょう。前回は打込み締固めでしたね。打ち重ね2.5時間以内、ブリーディング、沈下、 50cm といったキーワードでした。
今の時期、あなたの現場の日平均気温も25℃を超えているはずです。では、この猛暑の中で打ち重ねが許される時間は何分でしょう? この知識が曖昧なまま現場に立つのは、正直言って危険です。ヒントは90分、120分、150分のどれかです。(答えは本文の最後にありますよ)
さて、コンクリート編、今回のテーマは養生です。出題されれば確実に得点としましょう。
【今日の100本ノック】
- コンクリートが所用の強度、劣化に対する抵抗性などを確保するためにはセメントの水和反応を十分に 進行させる必要がある したがって 打ち込み後の一定期間は コンクリートを適当な温度の下で 十分な湿潤状態に保つ必要がある
- 打込み 後のコンクリートの仕上がり 面は 日射や 風の影響などによって水分の逸散を生じやすいので湛水 散水 あるいは十分に水を含む 養生マットにより給水による養生を行う
- フライアッシュ セメントや高炉セメントなど 混合セメントを使用する場合 普通ポルトランドセメントに比べて 養生期間を長くすることが必要である
- 膜養生剤の散布 あるいは 塗布によってコンクリートの露出面の養生を行う場合には 所要の性能が確保できる使用量や 施工方法などを事前に確認する
※太字は穴埋め箇所です
【知識をイメージで掴む】
「水和反応」は単語の知識問題です。「長く」も知識問題ですが、混合セメントは初期強度が低いぶん、長期的にじっくりと強くなる性質があります。人間でいうと「晩成型」、お酒でいうと「熟成古酒」のようなイメージで覚えるのも一つでしょう。
「実務では」
膜養生は、伸縮装置補修工の裏込材、超速硬コンクリートの養生では必須ですね。塗り過ぎやムラがあると、そのまま茶色い跡が残りますので要注意(設問文のとおり)です。では、現場代理人として、どうすれば「塗り過ぎ」や「ムラ」を防げるでしょうか?
例えば、作業計画の段階で、職長にこう問いかけてみてください。「この膜養生、どうすればムラなく綺麗に仕上がりますかね?」 と。そして、「念のため、塗布範囲を図示して、使う量も事前に確認しておきませんか?」 といった一手間をルールとして組み込むのです。
たったこれだけで、単純なミスは防げます。そして何より、「見た目が全然違う」のです。その美しい仕上がりは、あなたの評価に直結します。
この『100本ノック』は、合格のためだけでなく、実務のベースとなる知識を身につけるためのものです。
では次回も、コンクリートの施工に関する問題を続けます。比較的点数が取りやすい分野なので、一緒に楽しみながら合格を目指しましょう!
(暑中コンクリートの答えあわせ)
暑中コンクリートでの打ち重ね時間の限度は120分ですね。同様に、暑中コンクリートでの練り混ぜ~打込み限度は90分以内です。
工場から現場までの運搬時間、打込み数量、そして何台の生コン車で回すのか?
この計算こそが、まさに「施工計画」の第一歩です。
この『100本ノック』は、合格のためだけでなく、実務のベースとなる知識を身につけるためのものです。
では次回も、コンクリートの施工に関する問題を続けます。比較的点数が取りやすい分野なので、一緒に楽しみながら合格を目指しましょう!
問題文と回答を読み上げています。
電車の中で、運転中に聞き流して、問題文と単語の慣れにどうぞ。
コンクリート編⑪「養生」
「VOICEVOX:青山流星」


