【100本ノック #7】現場力が身につく合格習慣術(コンクリート編⑦:非破壊検査)

今日の『100本ノック』を始めましょう。

前回は混和剤でしたね。「フライアッシュ、ひび割れ、高炉スラグ、スランプロス、高性能AE減水剤」といったキーワードを覚えていますか?ピンとこなかった人はもう一度見ておきましょう。

毎日少しずつでも『続ける習慣』が、合格への確かな一歩となります。

さて、第7回目のテーマは、コンクリートの「非破壊検査」についてです。新設構造物を扱う技術者の方には、少々イメージしづらいかもしれませんね。YouTubeなどの動画を参照すると、イメージが湧いてくるかもしれません。では、今日も元気にいってみましょう。


【今日の100本ノック】

  1. 反発度法はコンクリート表層の反発度を測定した結果からコンクリート強度を推定できる方法で、コンクリート表層の反発度はコンクリートの強度のほかに、コンクリートの含水状態や中性化などの影響を受ける。
  2. 打音法はコンクリート表面をハンマーなどにより打撃した際の打撃音をセンサーで受信し、コンクリート表層部の浮きや空げき箇所などを把握する方法である。
  3. 電磁波レーダー法は非誘電率の異なる物質の境界において電磁波の反射が生じることを利用するもので、コンクリート中の鉄筋のかぶりの厚さや鉄筋の位置を調べることができる。
  4. 赤外線法は熱伝導率が異なることを利用して表面温度の分布状況から浮きや剥離などの箇所を非接触で調べる方法である。

    ※太字は穴埋め箇所です

【設問の解説】

  • 反発度法:
    シュミットハンマというとピンとくるでしょう。実際に使ってみると、材齢の若いコンクリートや湿ったコンクリートの場合、ハンマ跡がついてしまうため、これらの影響を受けることがわかります。
  • 打音法:
    設問ではセンサー受信とありますが、実務ではテストハンマで叩いた音で浮きを確認すること(タタキ点検)が多いでしょう。いずれにしても目的は同じです。ちなみに、ハンマ打診では耳だけでなく、手を添えて振動を確認する(触診)と、浮きの範囲がより明確にわかりますよ。
  • 電磁波レーダー法:
    実務ではRCレーダと呼ぶのが一般的でしょう。既設コンクリートにアンカーを打つ際には必須のアイテムです。
  • 赤外線法:
    ほとんど工事で使うことがないかもしれませんが、ヒーター等の商品説明で人の体温を示すときに赤外線が使われるので、覚え方の参考になるかもしれません。

【補修工事での調査実務】

補修工事では、打音法やRCレーダは必須のスキルです。RCレーダは吊り足場の吊元アンカー打設や塩害・中性化現況把握のドリル粉調査にハンマ打診は浮きの現況調査にと、その用途は多岐にわたります。

シュミットハンマは、手軽に圧縮強度を把握できる最適ツールです。この機器を扱うことは、調査計画、実施(キャリブレーション・調査作業・打点数・打点範囲等)、評価(異常値の処理等)、記録(現場・報告書等)の基本がすべて網羅されており、内容を理解することが、実務の様々なシーンでの応用につながります。


この『100本ノック』は、合格のためだけでなく、実務のベースとなる知識を身につけるためのものです。

次回からしばらくは、イメージしやすい「施工」の過去問題に立ち返ってノックをして合格を目指しましょう。お楽しみに!

問題文と回答を読み上げています。
電車の中で、運転中に聞き流して、問題文と単語の慣れにどうぞ。

コンクリート編⑦(非破壊検査)
「VOICEVOX:青山流星」

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